< メニューへ戻る

バーチャル東海祭り

 装飾班は例年行っている門、巨大布絵の制作がお客さんに見てもらえないとわかった以上意味がないため、なにか新しいものを模索しなければなりませんでした。今年は何も作らなくていいのではないか、という声も出ましたがそれではいけません、装飾班はお客さんを非日常に誘う班であり、ハレとケの橋渡しをしなければならない班なのです。
 何か日常では目にすることのない映像でみんなの興味を記念祭に向けられないかと考えている中で今年の装飾テーマ「祭」に沿っており、たくさんの人間が参加できるものとして山車を作ってそれを曳く動画を作成する、というアイデアを思いつきました。

 山車の大きさは幅1.5m、奥行き2m、高さ2.5mで、後述する屋根が上がった状態では高さ3m以上にもなります。周りには紫と黄色の緞帳幕を張り巡らせ、その上から龍・虎・鳳凰をフェルトで描いた水引幕を張りました。「東海魂」の文字も前に張り付けており非常に豪華なつくりとなっていますが、これは例年テーマ立て看板などで絵を描いてきたからこそできたのだと思います。

龍の絵

 滑車を使って屋根を上げると中に格納されているお坊さんの人形を見ることができます。人形は体のところで2つに分けて制作することで紐を引くことで拝礼をすることができるようになっており、仏教校らしい工夫ができたかなと思います。持ち前の技術力でただの山車からいろいろ発展させていった結果、門と変わらないぐらい我々の熱意を込めたものができました。豪華絢爛な建造物が動くという例年にはなかったエンターテイメントを皆様に提供できると確信しております。

 また、今年は映像で制作物を皆様にお見せするということでなにか映像にしかできないことにチャレンジしたいと思い、合成映像で動画制作をしてみました。しかし、例年制作だけすればよかった装飾班にとって撮影・編集という新たな難題は非常に重く、結果的に動画が出来上がったのは提出期限ぎりぎりになってしまいました。
 建中寺様にご協力いただいて境内と本堂内で風景の映像撮影を行い、グラウンドで曳航した山車の映像と合成してあたかも建中寺で山車を引いているかのような映像を制作したのですが、これはどこの文化祭、いやどこの世界でも見ることのできない絵面だと思います。建中寺の静かな風景の中で山車と東海生だけが動いているという図は非常に対照的ですが、我々は真剣に山車を曳いているのでむしろ調和がとれているように見えます。

 これまで培ってきた建築と講堂班やステージ班から伝授された撮影の技術を融合して完成した新しい装飾班の形をどうぞご覧ください!

山車と装飾班員の写真